こんばんは、ENTAKUの渡邉です。
最近、やたらと住宅ローンの審査にて、金融機関さんが気にされていることを
お伝えさせていただきます。
金融機関からこんな質問が!
「ご購入されるお客様は、購入される物件に住みますよね?」
そりゃあ、住みますよ!
って、皆様思われるかもしれないですが、そうしない方がいらっしゃるから
気になされているんですね。これが。
今の日本の住宅ローン金利、大変低いんです。各金融機関が、金利を引き下げる競争が
続いてしまっているので、0.5%とかも下回る商品も出てきています。
その安い金利で、住宅ローンを組んで、返済が仮に月々10万円になる物件を家賃17~18万円とか
で貸出して、家賃収入を得てしまうなんて方がいるのだと思います。
住宅ローンは自身が住むために利用できる商品なので、これはNGなんですね。
こんなことが頻繫にあるのかどうか分かりませんが
こんな事例も
例① 転勤で来年3月に地方から横浜の支店に異動するお客様
この機会に家を購入しようと動いているのですが、
金融機関から「転勤は決定事項ですか? 異動証明書などありますか?
また異動になる可能性ありますか? そうなったら購入した家はどうするですか?」
例② 家賃高いから購入した方が住居費下がりそうなので購入検討の単身者
金融機関から「結婚の予定は?ご実家はどちらですか?一人暮らしにそんな広さ必要ですか?」
そんな質問したら、買ってはいけないみたいではないですか。。。。
お客様も不安になりがちなんですが、こういう事も、良くあることなんですね。
金融機関としても、業務として確認のお話なので、普通に住まいが必要な理由を
お伝えすれば、なんてことないんです。
そのなんてことないという事を、お客様にしっかりお伝えしてご安心いただくことが
仲介に入る不動産エージェントの仕事です。
いざ、物件が決まってからとか、住宅ローン審査を始めてから、お伝えするのではなく、
お客様の購入動機や家族構成などから、家探しにおいて、想定されることを
先回りして、商談の早い段階で、このような事も事例としてお伝えしておくだけでも
実際に同じような事がおきた際に、お客様も安心してご対応いただけるかと思います。
だからこそ、ご相談をいただく際に、予算や間取りや、駅距離といったご要望だけは
なく、お客様がなぜ、住み替えたいのか、現在、将来のご家族構成など、共有させて
いただける事が、安心でスムーズな家探しのスタートになります。
また明日からも、良い出会いがあるように、おやすみなさい。
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